

こちらのタナカソシアルダンススクール様はオーナー先生が物件を探していらして、「25坪しかないのですが、どうにかなるでしょうか」とご相談いただいたことがはじまりとなりました。25坪というと、モダンのダンススタジオとしてはかなり手狭ですが、空間を広く使えるご提案をし、施工に至りました。
スタジオはビルの4階にある、ルーフバルコニーつきの物件です。 |
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後ろ姿が見える鏡 実際に鏡をはめ込んでみると、なんと片方の鏡で自分の正面を見て、もう片方の鏡で自分の後ろ姿を確認することができます。実はこれは計算したわけではないのですが、踊るスペースが完全な正方形ではないため、鏡に映った像がその向かいの鏡に反射し、それがさらに映って・・・という具合になり、踊りながら自分の後ろ姿を見れるのです。ダンサーの後ろ姿は命ですから、オーナー先生にもとてもお慶びいただけました。鏡の中を是非拡大画像でご覧ください。 |
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こちらの床は特別仕様で施工したため、より踊りやすい床になっています。写真左は床材のカバザクラの準備、右は特別仕様で床を組んでいます。

「狭いスペースですが一般人には発想できないご提案をいただき、ありがとうございました。内装も自分で考えたことが実現化されて満足です」とお声をいただきました。

広く空間をとったフロアー内部です。こちらもオーナー先生のご希望で天井を上げているため、広々した印象になりました。

写真左は上にあげた天井です。ダウンライトはオーナー先生のイメージを元に、2つずつ配置したデザインをご提案しました。写真右は三角のスペースを利用した受付とスタッフルーム入口です。

ダンススタジオ内部はオーナーのこだわりを実現化しています。壁の色のご希望をいただいたので、それに合わせてカーテンや幅木の色をご提案しました。通常幅木は「木」で作りますが、ご希望の色味を表現するため大理石を使用しました。
所在地: 川崎市中原区
施工面積: 82.64m2(約25坪)
床材の材質: カバザクラ(やわらかめの床)







